潜水記録6

本栖湖に潜りに行きましたという一日目の記事を書いてから、また少し間があいてしまいました。今回は本栖湖ダイビングツアーの二日目のことを書いていこうと思います。

 

宿には小さなくつろぎマンガスペースがあって、本棚4つくらいにたくさんマンガがありました。私はワンピースを途中までしか読んでなかったので、それを読んでいるうちに一日目の夜はすっかり遅くなってしまいました。

 

それでも翌朝はちゃんと早く起きれたので、すぐに天気を確認しに外に出ました。一日目よりは天気が良くなっていたのですが、それでもまだ富士山に雲がかかっていました。

 

今日もダメかなーと思いつつ、みんなで朝食を食べながら今日のダイビング計画について話しました。二日目はボートダイビングで、「沈木の林」が見られるポイントと噴火でできた面白い溶岩の地形が見られるポイントです。

 

朝は雲がかかっていた富士山ですが、朝食を食べて、潜行の準備をしている間にどんどん晴れていきました! ボートでポイントに向かっているときはほとんど雲もなくなって、最高な感じでスタートできました。

 

1本目の「沈木の林」は大きな木がいくつも沈んでるポイントで、いかにも山間の湖といったポイントでした。沈木ではみんなでまたがってインストラクターが写真を撮ってくれたのですが、インストラクターが妙にこだわりだして何度も撮り直しさせられました(6回くらい撮ったんじゃないかな)。

 

いくつかの沈木のポイントを順々にまわっていたのですが、途中で大きな鯉を見つけましたよ。すぐ近くまで寄ってきて、大きさは60cmくらいはあったんじゃないだろうか。必死にバディに伝えようとしたのですが、音を鳴らすものを持っていなくて、うでを振って必死にジタバタするばかり…。みんな沈木ばかり見ていて全然気づいてくれないので、肩を叩いて「こっちこっち!」と指さして教えました。しかし、その時は鯉が砂を巻きあげてどっかに行ってしまいました。

 

バディは「なんで巻き上がった砂を見て興奮してんのよ…」といった感じで見ていましたが、私は内心ものすごい悔しい気持ちでいっぱいでした。ちょっとしたすれ違いで感動を共感できないなんて!

 

そのあと、インストラクターが「(さっきの)鯉が遠くに見えるー!」って鈴を鳴らして教えてくれましたが、それさっきまで近くにいたんだけどなぁという気持ちでした。

 

1本目を終えて水面に上がってみると空はすっかり晴れていて、富士山もバッチリ見えました。本当に良かったです。ボートダイビングで潜行を終えて戻るときの、風を切る感じが私は大好きです。それに加えて富士山も見れるなんて、わざわざ来たかいがありました。

 

2本目は溶岩ポイントで入り組んだ地形なので、大型の魚もよくいるポイントなのですが、大きな魚は見つけられませんでした(ブラックバスを見た人もいるそうなのですが)。でも途中、ワカサギの大群が何度も横切って、とてもキレイでよかったです。

 

2本終えた頃にはもうお昼近くだったので、帰る途中でほうとうを食べに行きました。ドライスーツでほぼ濡れないとはいえ、秋の山間なのでさすがに寒かったです。ほうとうは野菜がいっぱい入ってて、体が暖まって美味しかったです。

 

ダイビングを始めて、毎月1本は潜りに行こうと考えていました。本栖湖に行ったのは10月で、11月は時間が取れなくて1度も行けませんでした。12月はなんとか行けそうで楽しみです。

 

今予定しているツアーは、今回も一泊二日の内容で和歌山のほうのポイントです。今はその日のためにBCD(ダイビング用の機材)を購入したり、講習を受けたりして準備をしています。おそらく今年最後のダイビングになるので、風邪をひかないようにすごしたいです。二ヶ月ぶりのダイビング、そして海が本当に楽しみなんです。