潜水記録2

今まではライセンスを取るための講習ということでダイビングをしていましたが、初めてのファンダイビングをしてきました。ダイビングスクールをやっているお店で、今の時期だと週に4日ぐらいツアーが組まれていて、それに参加したという感じです。
 
今回はファンダイビングを…と言っても、今回もスペシャリティ・ダイバー・コースというスキルアップを一緒に組んで行いました。スペシャリティとは、夜に行うナイトダイビングや水中写真について学ぶアンダーウォーター・フォトグラファーなど、ダイビングのもっと専門的な技術を学ぶためのコースです。
 
いくつかあるスペシャリティの中でも今回はボートダイビングを選択しました。基本的なコースですが、ツアーは多くの場合ボートで沖に行くものなので、きちんと学んでおこうと思ってそうしました。インストラクターに勧められたということもあります。講習もありますが、ボートに乗ってドボンとエントリーしてしまえば、それから遊びなのでおもいっきり楽しめる内容だと思います。
 
ツアーでは20〜30mの水深まで潜っていきます。深い位置のほうが魚も多いし、珍しい魚もたくさんいるからです。30mぐらいまで潜るのはディープダイビングと言って、それなりの知識や慣れがないとちょっと難しいように思います。前回、アドバンスのライセンスを取るときにディープダイビングを1本やっているのですが、まだまだ経験が少ないので今回のツアーもなんとかといった感じだったようにも思います。
 
福井県の冠島という場所の周りで合計2本を潜りました。1本目はわりかし穏やかなポイントで、ちょっとだけ久しぶりのダイビングを思い出すようにスッと馴染むように楽しめたと思います。珍しい魚は見つけられませんでしたが、スズメダイの群れが泳いでいてグルッと囲まれるように眺めることが出来ました。ほかにもイサキの群れやカサゴなど、それ以外にもたくさんの魚を見たのですがまだまだ魚の種類を覚えられていないです。ほかのベテランダイバーさんたちが話しているのを聞いたり、ポケット図鑑で調べたりしてもっともっと覚えていきたいと思います。
 
2本目は流れのあるポイントで、移動するときはガイドについていくのが精一杯という感じで少し大変でした。岩肌をナメるように進んでいってできるだけ流れの抵抗を受けないように進まないと、あっという間に空気を使ってしまいます。流れのあるこのポイントでは、カンパチやヒラマサといった回遊魚が通ることがよくあるのが特徴で、みんなで岩陰に捕まってじっと待っていたのですが、残念ながら回遊魚はみることが出来ませんでした。
 
それにしても、私もまだまだ未熟だと感じました。まぁ初めて1ヶ月ほどしか経っていないので当然ではあるのですが。私が未熟だと感じたのは空気の残量を見たときのことでした。今回は200本以上も潜っているベテランの方とも一緒に潜っていたのですが、ベテランさんの空気残量は私と比べものにならないぐらい空気が残っていました。
 
次回はもっと無駄な動きをなくして、空気を節約する余裕のあるダイビングを目指したいと思います。これからも精進します。