歯医者日記2


前回、急に歯が痛くなって原因は親知らずだということなので、さっさと抜きました。今回は、その後の抜歯の経過と全体的な歯の状態を検査してもらいました。親知らずも気になっていましたが、奥歯に見える黒い影も気になっていたので少し不安ではありました。でも、しっかり治そうと決めたのでちゃんと通うことにしました。


まずは、これでもかってくらいレントゲン写真を撮りました。思い返してみると小学生のころ以来、歯医者にはいっていないのですが、そのときはパシャリと1回撮って終わりだったように思います。

先生にアレをかめ、コレをかめといろいろ口の中に突っ込まれてはパシャパシャといろいろな角度からレントゲン写真を撮りました。最後には全体を撮る機械にセットされ、MRIみたいにグルグル回る機械を数十秒みつめてぼーっとしていました。

治療椅子の方に移動してようやく終わったかと思いましたが、まだまだとごっついカメラをもった助手の人が待ち構えていました。そして、口を広げる器具のようなものを持たされて自分で広げてくれと言われました。もちろん言われたとおりにしていましたが、自分でやってると「なんでこんなことしているんだろう」という気分になって複雑な気持ちでした。おまけにパシャパシャ写真を撮られていますし…。

それもようやく終わって、検査の結果を聞くために個室に呼ばれました。まずは、先生に「おおきな問題はありません」と言われてほっとしました。とは言え、私は虫歯があるのを知っているんですという気持ちだったので、気をゆるませずに聞きました。

最初に、虫歯と歯周病についてのお話を聞きました。子供の頃にふわっとした情報しか聞いていない様な気がしたので、今後のために少しは知識をもっておこうと思って聞きました。とくに歯周病についてはあまりよく知らないことが多いので、今回聞いた話しは参考になったように思います。

歯周病は発症して、それに気づいて治して完治しても、元の状態には戻らない慢性疾患だということを教えてもらいました。なのでできるだけ、発症する前や早期に見つけて治すことが大切だということもおっしゃっていました。そのためにも、今回たくさんのレントゲン写真を撮ったそうで、経過を見るためにはちゃんと記録を残していくことが重要だそうです。前半のパシャパシャも報われたような気がしました。

気になっていた虫歯は先生がいうには「たいしたことのない小さなもの」だそうで、思っているより心配しなくて良かったです。でも「あと3本残ってる親知らずは抜いたほうが良いです」と今回も言われました。

私の勝手な思い込みですが、親知らずというのは変な方向に生えてきてるものだと考えていました。ところが、普通の歯のように生えている親知らずもあるそうで、私のはまさにそれでした。レントゲンで見ても奥歯のようにしか見えない普通の歯なのですが、親知らずと言われました。

なんでキレイに生えてる親知らずも抜いたほうが良いのかと思ったので、先生に教えてもらいました。キレイに生えていても、奥のほうにあって歯磨きしづらかったり、隣の奥歯との間に隙間があるので、そこから虫歯が発生しやすかったりということがあるそうです。現に私も下の親知らずが少し虫歯になりかけていました。

早急ではありませんが抜いておいたほうが良いでしょう、ということなので近いうちに抜歯しようかと思います。上の親知らずのときは小さい歯だったので、あまり痛みもなく抜歯できたのですが、下の親知らずは倍くらいの大きさがあるので少し不安です。

先生も「大きいので2つに割って半分ずつ抜きます」と言っていて、いかにも痛そうだなぁと思いました。7Fの通いはもう少し続きそうです。