潜水記録8

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新年が明けまして、最初のダイビングに行って来ました。2012年の抱負には「もっと海に潜る(アマチュア最高ランク)」という目標を立てました。アマチュア最高ランクというのは、PADIマスター・スクーバ・ダイバーのことです。認定条件は、「PADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーとPADIレスキュー・ダイバー、さらに5種類以上のPADIスペシャルティ資格の取得」と「ログブックに記録された50ダイブ以上のダイビング経験の証明」です。なので、去年の夏にダイビングを始めて、今年中にとるのは結構早いペースな気もします。

 

今回行ってきたポイントは、和歌山県みなべ町です。前回、年賀状を出しに行った海底ポストのある「すさみ」から少し北に行ったあたりにあるポイントです。

 

このポイントには「オオカワリギンチャク」というイソギンチャクが生息しています。オオカワリギンチャクは通常100m程度の水深に生息しているのですが、このポイントだけ40m辺りにいて、人が潜って見られる世界的にも珍しいスポットらしいです。

 

人が潜って見られる深さといっても、40mはファンダイビングとしてはかなり深い方なので、初心者がなかなかいけるような所ではないです。ポイントについて色々と聞いてみると、生息してるのは40mくらいだけど地形的にはもっと深くなっていて、やっぱり初心者には危ないところらしいです。

 

事前にそんな話も聞いていたので、今回はディープダイビングのスペシャリティも受けていました。学科は去年の年末に済ませておいて、実習を今回のツアーで入れました(実習は2回必要だということに後で気づきました…)。

 

そんな感じでわくわく気分で行ったのですが、今回のツアーに参加する方が技術的にレベルが低い人が多いということもあって、オオカワリギンチャクのスポットにはいかせてもらえませんでした(残念)。みなべのダイビングショップにオオカワリギンチャクの写真が飾ってあったのですが、黄色の蛍光色で光っているように見えてすごくキレイでした!次回のみなべではぜひ生で見たいです。

 

オオカワリギンチャクはみることが出来なかったですが、最初に行ったポイントにはクマノミの生息ポイントがあったので、クマノミたちにたくさん出会えました。

前回のすさみ町もそうでしたが、やっぱり太平洋にはカラフルな魚がたくさんいて楽しいですね。レンテンヤッコやチョウチョウウオやらミギマキ、タカノハダイがいっぱいいて見飽きるほどでした。

 

それなりに深くまで行ったところで大きめなコロダイの集団に出会えたのが個人的には良かったです。終始、大きめのイシダイがついてきていて、一緒に泳いでいれたのも楽しかったですね。横を見るとまたコイツがいるよという感じで。

 

一番の大物はアオウミガメでした。でもインストラクターに教えてもらって、遠くの方にうっすらとしか見えなかったのでちょっと残念でしたけどね。透明度もまぁまぁでしたし、スーッと泳いでいってしまったので本当に一瞬だけでした。

 

1本目はわりと沖の方のポイントに行ったので、波もそれなりにあって、波酔いしてる人が多かったです。普通にしようとすると酔ってしまいがちですが、私の場合は

いつも波のリズムに合わせて波に乗るように楽しんでいます。

 

2、3本目は少し波酔いしてる方もいたので近場を潜りました。このポイントではウミウシをたくさん見つけられたのが良かったです。ウミウシは今までもいくつか見ていますが、とにかくたくさん見つけられたので見つけてはちょっかいを出していました。でも、あまり珍しい種類のウミウシは見つけられなかったので、次回からは違う種類のウミウシを探したいですね。

 

今回のダイビングは空気残量も十分に余裕をもって潜れたし、ドライスーツ中性浮力調整もちゃんとできたので、上達してる感じがして楽しかったです。ダイビング前夜まで全然準備できていなかったので、潜る前はやり方覚えてるかなと心配でしたが、すぐに思い出せました。

 

今回のダイビングで29本なのでマスター・スクーバ・ダイバーの規定本数まであと20本ほどです。この調子でもっともっといろいろなポイントに潜っていきたいです。

 

そろそろダイビング用のカメラを買って水中写真をおさめていきたいですね。この記録に載せる写真も水上ばっかで飽きてきたし!